こんにちは!さとやんです。
WordPressの最新バージョン(5.3)で不具合が出ているようです。
症状はテンプレートによって様々ですが、報告いただいているのはこんな内容です。
・ビジュアルモードからテキストモードへの切り替えができない
・メディアボタンが反応しない
・編集パレットがスクロールで消えてしまう
(一度ワードプレスを閉じると直る)
これらの症状は記事の編集に支障があるので結構深刻です・・・。
突然意味不明な現象が起こってパニックになっている方も多いかと思います(^^;
プラグインなら停止すればOKですが、Wordpress自体となるとなかなかそうもいきません。
じゃあWordpressの更新で不具合が生じた時はどうするか・・・。
そんな時はWordPressのダウングレードを試してみましょう。
ダウングレードというのは「バージョンを古いものに戻す」ということ。
もともと動いていたバージョンに戻すのだから、理論上は元通りの状態に戻るはずですよね。
で、プラグインを使うとこれが本当にかんたんにできますので、今回はそのやり方をご紹介します♪
WordPressのダウングレードはWP Downgradeを使うとかんたん!
さっとく本題に入ってきます。
WordPressのダウングレードは、WP Downgrade | Specific Core Versionというプラグインを使うとめちゃくちゃかんたんにできます♪
論より証拠。実際にやっていきましょう。
まずはプラグインをインストールします。
左メニューから、「プラグイン」>「新規追加」>「WP Downgrade | Specific Core Version」を検索してインストール&有効化します。
こんなプラグインです。間違えないようにしてくださいね。
有効化したら、「設定」>「WP Downgrade」をクリックします。
「Wordpress Target Version」というところに、戻したいバージョンを入力して「変更を保存」をクリックします。
バージョンについてはWordpressのリリースノートを確認して、不具合が発生しているひとつ前のバージョンを調べて下さい。
今回は5.3で不具合が発生しているため、5.2系の最新版である「5.2.4」を適用してみたいと思います。
「変更を保存」をクリックするとこんな画面に切り替わったと思います。そのまま「Up/Downgrade Core」をクリックしてください。
WordPressの更新画面が表示されるので、「再インストール」ボタンをクリックします。
おおっ!ちゃんとWordpress5.2.4に戻りましたね!これでWordpressのダウングレードは完了です。
これで基本的に不具合は解消されているはずです。問題があった機能を確認してみて下さい。
もしもまだ不具合がある場合、もう少し前にさかのぼる必要がありますので、さらに古いバージョンを試してみましょう。
WordPressはときどき大きなバージョンアップをしますので、更新によって変な動きが出たら一旦古いバージョンに戻して、Wordpressあるいはテンプレートが不具合に対応するまで静観するのがいいと思います。
ということで、今回はWordpressのダウングレードについて紹介しました。
今回の対処はあくまで暫定です。
WordPressテンプレートの公式サイトで本格対応が行われたら、指示に従って更新を行うようにしてくださいね♪
ちなみに僕が使っている有料テンプレート「THE THOR(ザ・トール)」はすでに対応に入ってくれているとのこと。
安心して待っていられるのはいいですね♪(自分が対応する立場じゃないときはホントに気楽です。。)
では今回はこの辺で!