今回はアフィリエイトでなかなか成果が出ない、という方に向けて、ライティングの視点から僕の考えをまとめてみました。
いくら文字数が多くて一見すごそうな記事に見えても、実はユーザーからすると全然心に刺さっていない可能性があります。
今回紹介する内容を確認してもらって、自分の記事を見直してみて下さい。きっと改善点が見つかるはずです!
・品質の高い記事が書けるようになる
・アフィリエイトの成約率が高まる
アフィリエイトで稼げない記事3つの特徴
アフィリエイトで稼げない記事には3つの特徴があります。
それがこちら。
【特徴①】売り込み臭が強すぎる
【特徴②】ターゲットが不明確
【特徴③】情報が薄い
大抵の場合、このいずれかに当てはまっているはずです。
ではひとつずつ詳しく見ていきましょう。
【特徴①】売り込み臭が強すぎる
まず一番よくやってしまうのがこれ。
とにかく売り込み臭が強すぎるということです。
「買ってくれ~!!」という気持ちが前面に出すぎていて、
ユーザーから敬遠されてしまっているんですね。
例えば、あなたの記事はこんな風になっていませんか?
・見出しごとに広告ボタンを表示している!
・広告ボタンがデカデカ&アニメーション!
・商品のいいところばかりすすめている!
記事を書いている立場だと気づかないものですが、読む側からすると露骨に売り込みを感じるものです。
以前、ネットビジネスをしていない友人たちと話したときのことですが、こんな意見をもらったことがありました。
アフィリエイトをやっていない友人達にさりげなく意見を聞いたとき、共通していたのは、
見出しごとにしつこく商品ページへのボタンが登場する記事からは絶対買わないそうです。
これやっちゃってませんかね??
途中まで買ってもいいと思ってたのに、だんだん胡散臭く感じるとのこと。
↓続き↓
— さとやん@ゆとリッチを目指す人 (@satoyanbiz) February 2, 2020
彼らが言っていたのはこんな記事のこと↓(★がボタンです)
<リード文>
★〇〇の公式サイトはこちら!★
<商品の特徴>
★〇〇の公式サイトはこちら!★
<商品のメリデメ>
★〇〇の公式サイトはこちら!★
<商品の最安値>
★〇〇の公式サイトはこちら!★
・・・
ボタン何回出てくるの!?って感じですよね(^^;
これだとユーザーはなかなか買ってくれません。
一昔前はこれでも売れたかもしれませんが、ここ数年で売り込み臭プンプンのアフィリエイト記事が爆発的に増えました。(ペラサイトの量産とかで・・・)
多くのユーザーがこういった記事を目にする機会が増えているはずなので、以前と同じようには売れなくなってきていると考えて下さい。
【解決策】売り込みは厳禁!リンクはさりげなく
じゃあどうすればいいのか?という話ですよね。
まず、商品をすすめる際はごり押ししてはダメです。
「気になったら見てみて下さいね!」くらいの温度感でさりげなくリンクを貼る。
これにつきます。
「強制しているわけではないよ」
という姿勢を示すことが大事です。
絶対に買うべきだ!というごり押しの文章だと
かえってユーザーは心を閉ざしてしまうので、
買ってもいいし買わなくても全然平気だよ~♪と
ユーザーに選択肢を与えてあげることが重要なんです。
そうすると、
「あ、この人親切だな」
「ガツガツしてなくて信用できそう」
と思ってもらえます。
そして相手の信用が得られたときにはじめて
「とりあえず見るだけ見てみるか」
とクリックしてもらうことができるんです。
報酬をアップはクリック数にかかっています。
なのでまずは、
「何が何でも商品を買ってもらう!」
という考えは捨てて、
「商品ページを覗いてもらうこと」を
ゴールにする感覚で紹介してみて下さい。
そうすると結果的に報酬はアップしていきますよ♪
【特徴②】ターゲットが不明確
稼げない記事の2つ目の特徴は、ターゲットが不明確な場合です。
ターゲットが不明確だと全体的にフワッとした内容になり
結果的に誰にも刺さらない文章になってしまいます。
誰にも刺さらない文章は本当に売れません・・・(^^;
じゃあ、ここでひとつ具体例を出してみたいと思います。
あなたが「薄毛に悩んでいる男性」と仮定してAGAクリニックを紹介してみますので、以下2つの文章を読み比べてみて下さい。
(女性の方は男性になったつもりで読んでください)
まずは1つ目の文章から。
<文章①>
薄毛は男性にとっては深刻なコンプレックスです。
常に頭のことが気になってしまい仕事や趣味に集中できませんよね。
こういったコンプレックスを抱えたまま生活をしていると、
ストレスが溜まって精神衛生上もよくありません。
よく、「人は見た目よりも中身」なんていいますけど、
実際のところは外見もすごく重要であることはあなたも体感しているはずです。
第一印象が悪いと、その次の機会が与えられず、
人間関係もなかなか発展していきませんからね・・・。
この機会にしっかりと薄毛治療を行って自信を取り戻してください。
こちらのAGAクリニックはここ最近多くの実績を上げている人気の専門医院です。
本気で自分を変えたいと思う方は、ぜひ一度チェックしてみて下さいね。
つづいて2つ目がこちら。
<文章②>
薄毛は男性にとっては深刻なコンプレックスです。
特に家庭を持つパパ達にとっては自分だけの問題じゃないんですよ。
例えば、子供が学校の友達からこんなことを言われたらどうでしょうか?
「お前のお父さんってちょっとハゲてるよな・・・(笑)」
子供は深く傷つきますし、それを聞いたあなたも悲しい気持ちになりますよね。
ひょっとしたら、ママ友の間でもあなたの薄毛は話題になっていて、
奥さんに肩身の狭い思いをさせているかもしれません。
薄毛治療を行うことはあなただけでなく、
家族全体のコンプレックスを解消できる可能性があります。
こちらのAGAクリニックは30代~40代の若い男性を中心に
人気が出てきている今話題の専門医院です。
本気で自分を変えたいと思う方は、ぜひ一度チェックしてみて下さいね。
(※ちなみに僕はAGAクリニックはアフィリエイトしていないので内容はテキトーですm(__)m)
どうでしょうか?
文章量はほぼ同じですが、この2つはターゲットが大きく異なります。
①は「薄毛に悩む男性」程度のゆる~い設定。
なんとなく文章から察するに
「モテない独身男性」
みたいな印象は受けると思いますが。
一方、②は家族(嫁と小学生の子供)を持つ
30代男性という具体的な設定が加わっています。
また、ここには直接書いていませんが、
実はもうひとつ裏に込めた設定があります。
それは、以前、小学校の授業参観に行ったとき、
子供たちから少し笑われていたかも・・・という
心当たりのある体験を持っている人、という設定です。
かなり細かいですが。(でもこういうのが大事なんです)
この男性が➁の文章を読んだらどうでしょうか。
かなり刺さると思いませんか?
人間はかなり刺さった時でしか行動を起こしてくれないので
当たり障りがないゆるめの内容よりも、
ターゲットを絞ってグサッ!と刺さる内容で書く必要があるんです。
1000人にやんわり刺さって誰も購入しないより、
10人にグサッ!と刺さって購入される方が実は利益が出ます☆
ちなみに広告代理店が広告を作る際は、
年齢、性別、職業、収入、趣味、
家族構成、育った場所、過去の体験・・・などなど
対象ユーザの属性をめちゃくちゃ細かく決めて、
その一人に向けてコンテンツを作りこみます。
(このターゲットのことを「ペルソナ」といいます)
マーケティングの業界では、そのくらいターゲットを
絞り込むことに重きを置いているんですよ。
まぁ、ここまで詳細でなくても構いませんが、少なくとも
「相手がどんな状況にあって」
「何が一番の悩みなのか」
はしっかりと決めておきましょう。
【解決策】ターゲットが求める情報を詳しく書こう!
ターゲットを絞るとなぜ刺さる文章が書けるのかというと、
・相手の悩みに寄り添った表現が使える
・ターゲットが必要とする情報がわかる
からだと思っています。
先ほどの例でいえば、
子供は深く傷つきますし、それを聞いたあなたも悲しい気持ちになりますよね。
→これはユーザーに寄り添った表現です。
設定しているユーザーが考えるであろう不安を
かわりに代弁してあげることで、
「確かに・・・。この人わかってるわ。」
と共感してくれる可能性が高まります。
30代~40代の若い男性を中心に人気が出てきている今話題の専門医院です。
→これは必要とする情報です。
自分と同年代の男性から支持されるクリニックなら安心ですよね。
仮に設定が20代男性なら、若さゆえに周りを気にするかもしれないので、
人とあまり会わなくてよい場所にあるクリニックがいいかもしれません。
ターゲットとしているユーザーの気持ちを代弁し、
ユーザーの求めている情報を詳しく書くことが
ユーザーからの信頼につながり、結果的に商品購入に繋がっていくわけですね。
【特徴③】情報が薄い
稼げない記事の3つ目の特徴は、単純に記事の情報が薄っぺらいということです。
ターゲットも絞り込めていて、ユーザの悩みや必要な情報は明確になっている。
でも情報が全然足りていない・・・ということですね。
例えば、動画配信サービスの契約を検討しているとき、この文章を読んで登録したいと思いますか??
FODはフジテレビが運営する動画配信サービスです!
見放題のドラマがたくさんあってとてもおすすめですよ♪
僕も週末になるとドラマを一気見しています(^^
ぜひ登録してみて下さいね!
★FODのアフィリエイトリンク★
情報が具体的でないし、ユーザーにどんなメリットがあるのかよくわかりませんよね。
検索エンジンから入ってくるユーザーはあなたのことを知りません。つまり信用はゼロです。
そのユーザーに信用してもらうためには「情報の質」が重要になってきます。
詳しく・わかりやすく書かれている記事であれば信用が溜まり興味を持ってもらえますが、手を抜いた文章では信用されず成約にはつながりません。
先の例でいうのなら、最低限このくらいの情報は欲しいところです。
・どのくらいの作品数があるのか
・どんな作品が揃っているのか
・料金はいくらなのか
・他社と比較して何が強みなのか
・どんな端末で見れるのか
・実際に使ってみた感想はどうか
先ほどのしょぼい文章を少し書き直してみますね。
FODはフジテレビが運営する動画配信サービスです!
動画のタイトル数は30000本以上で、フジテレビ系列のドラマや映画、アニメ、バラエティ番組が揃っています。
私のおすすめは、懐かしの月9ドラマや医療系ドラマシリーズ!
こんな作品がすぐに見れちゃいます↓
(キムタク主演ドラマやコードブルーなどを挙げる)
実はFODが独占配信している見放題タイトルは5000本以上もあり
これらは他の動画配信サービスでは見ることができません。
動画本数の数でいえば、U-NEXTやアマゾンプライムビデオの方が多いですが、
本当に見たい作品はFODでしか見れない、という場合があるので注意してくださいネ。
パソコンだけでなくスマホやタブレットで見ることができるので、
電車での通勤時間や、飲食店での待ち時間などに有効活用できますね☆
1ドラマ見始めると本当にあっという間に過ぎてしまうので、
ドラマの一気見中毒には要注意ですよ♪
料金は月額888円で、他の動画配信サービスと比べると安い方です。
(動画配信サービスごとの料金比較表)
また、初月は無料で利用できるため、試してみて気に入らなかった場合、
解約しちゃえばお金は1円もかかりませんよ♪
どんな作品があるか一度覗いてみて下さいね。
(FODのアフィリエイトリンク)
稼いでいるユーザーはアフィリエイトする商品に関する情報収集は徹底して行っています。
しっかりと必要な情報を提供してユーザーからの信頼を得るようにしましょう。
【解決策】まずは商品を調べつくす!(実際に使ってみるのがベスト)
僕は自分がアフィリエイトする商品はめちゃくちゃ調べますし、基本的には自分で実際に使ってみるようにしています。
その方が体験を伴った「説得力のある文章」が書けるからです。
人間って不思議なもので、文章を読んだとき「その人が本当にそれを使ったかどうか」を何となく感じることができるんですよね。
文章のうまい下手に関わらず、「あ、この人本当に体験したんだろうなぁ」というのはわかるものです。
しっかりとインプットすればアウトプットの質(=情報の質)はイヤでも上がるので、ユーザーからの信用度もアップします。
商品を購入するのが難しい場合でも、他の商品との違いやユーザーの口コミなど集められる情報は徹底的に集めましょう。
ネット上の記事だけでなく、ヤフー知恵袋、ツイッター、Youtubeなども検索すると多方面からの情報を集められます。
そして集めた情報はXmindを使ってまとめておくと、あとで記事にするときに便利です。
こんな風に。
↑これはWordpressテーマ「THE THOR(ザ・トール)」を使い倒してまとめたものですが、これはこのまま購入特典としてつけることができました♪
(見やすかった、との感想もいただいています^^)
ということで、アフィリエイトする商品の情報はガッツリと調べましょう。
その上で必要な情報をわかりやすくまとめてあげるようにしてください☆
(※余計な情報を盛り込み過ぎないでくださいネ)
まとめ
今回はアフィリエイトで稼げない記事によくある3つの特徴とその解決策について紹介しました。
もう一度おさらいしておきます。
【特徴①】売り込み臭が強すぎる
【特徴②】ターゲットが不明確
【特徴③】情報が薄い
そして、それぞれの改善策がこちら。
【改善策①】売り込みは厳禁!リンクはさりげなく!
【改善策②】ターゲットが求める情報を詳しく書こう!
【改善策③】商品について調べつくそう(実際に使う)!
このあたりを意識して記事を見直してみると、改善できる箇所が見つかるはずです(^^
それでは今回はこの辺で!