この2つのツールはアクセス解析やブログの状況確認などを行うために超重要です。
ブログ構築直後から導入してしっかりと運営していきましょう。
【Wordpressにアナリティクスとサーチコンソールを連携】
こちらの動画を参考にアナリティクスとサーチコンソールの設定を行います。
ちょっと前置きが長いので、早く設定したい方は「16:49」くらいから見て下さい(^^;
Googleアナリティクスとは?
GoogleアナリティクスはGoogleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
有料級にたくさんの機能があって、たぶんパーフェクトに使いこなせている人はほとんどいないと思います。^^;
実際、僕も機能の一部を使っているだけですけど、それでもアクセスしてきたユーザについて様々な情報を得ることができています。
Googleアナリティクスではこんな情報を得ることができます。
・アクセス数・・・どのくらいのユーザが訪問したのか?
・滞在時間・・・どのくらいの時間ページを見ているのか?
・ユーザ情報・・・どんなユーザ?(年齢、性別、地域)
・行動パターン・・・どのページから来てどこへ行くのか?
・デバイス情報・・・どんな端末?(PC、スマホ、タブレット)
・リアルタイム情報・・・現在何名のユーザが訪問している?
この他にもページごとの表示スピードを計測したり、タグマネージャと連携してどのページ内のどのボタンがクリックされたのかを調べたり。
この解析だけで食べているプロもいるくらい、たくさんの機能があるんです。
じゃあ、アナリティクスを隅から隅まで使いこなさないと解析はできないのか、といったらそんなことは全然ないです。
一部の機能を使うだけでも十分に自サイトの改善はできますので安心してください(^^)
例えば、僕がアナリティクスで定期的に行っているのはこんな作業です↓
各記事ごとにアクセス数をチェック。集客に成功している記事を確認する。
→その記事から内部リンクを貼って別の記事にも誘導する。
各記事ごとに滞在時間をチェック。品質の高い記事を確認する。
→ユーザがなぜその記事に満足したのかを考察する。
行動フローを確認してユーザのページ遷移をチェックする。
→想定通りの誘導が行えているかを確認する。
速報記事を投稿してリアルタイムで確認する。
→超短期ネタでアクセスを集めてドメインパワーをアップさせる。
などなど、使い出したらきりがないくらい機能があります。
もちろん詳しく知っていることに越したことはありませんが、まずは解析よりもたくさんの記事を書いて肌感覚でアクセスを集める方法を学んでいくのが大事ですね。
サーチコンソール(サチコ)とは?
続いてサーチコンソール(通称サチコ)についても紹介しておきますね。
こちらもGoogleが提供している解析ツールです。でもアナリティクスとは少し使い方が違います。
冒頭でもお伝えしましたが、サーチコンソールは「ユーザが自サイトに訪問する前」の状態を知ることができるツールなんです。
例えば、「ダイエット 方法 30代」というキーワードで上位表示を狙って書いた記事があるとしますよね。
アナリティクスでは、この記事のアクセス数や滞在時間などを見ることはできますが、以下のような内容はわかりません↓
・ユーザは本当に「ダイエット 方法 30代」で検索して記事に来たのか?
・他にどんなキーワードで記事に来たのか?
・「ダイエット 方法 30代」は何回検索されて、そのうち自サイトのリンクは何回クリックされたのか?
・「ダイエット 方法 30代」で記事の検索順位はどう推移しているのか?
これらはGoogleの検索画面上で行われた「ユーザの行動」や「他サイトの情報」がないとわからないことですよね。
Googleはあくまでインターネット上のサイトを検索するためのツールです。僕らのサイトはそのツール上で表示されている1つに過ぎません。
なので、検索エンジンから見た自サイトの状況を把握することが大切になってきますし、他サイトとの相対関係を知ることで、別の戦略を練ることもできるわけです。
また、アナリティクスと大きく違う点がもうひとつあります。それは、Googleの検索エンジンに対してアクションを取ることができる、ということ。
アナリティクスはあくまで蓄積されたデータを見るためだけのツールで、検索エンジン上での自サイトの状況を変えることはできません。
でも、サーチコンソールは「インデックス要求」や「サイトマップの送信」、不正な被リンクを受けていたら「リンクの否認」などをGoogleの検索エンジンに要求することができるんです。(インデックス要求→「新しい記事書いたから検索でヒットするようにしとてね!」とGoogleの検索エンジンに要求すること)
あと、検索エンジンから見て好ましくない状況があった場合、それを通知してくれる機能もあります。
例えば「インデックス対象になっていない記事があるけど大丈夫?」とか「このページ、ウィルスが仕込まれちゃってるかもよ・・・」と教えてくれたりするんです。
こうした「サイトの改善提案」もアナリティクスにはない機能です。
僕も自サイトにはサーチコンソールを導入していますが、警告メッセージに注意すると同時にこんな使い方をしています。
各記事ごとにキーワードをチェック。取りこぼしているキーワードがないか確認する。
→キーワードが含まれていなければ、記事を追記してさらに上位表示を狙う。
上位表示できている記事(10位以内)で、さらに上位が狙えそうな記事を確認する。
→記事をリライトすることで上位表示させ、さらにアクセスを集める。
速報記事を書いてインデックス要求を行う。
→早く検索エンジンに認識させて瞬間的なアクセスを集める。
アナリティクスとサチコの違いは?
ではもう一度、アナリティクスとサチコの違いについてまとめておきますね。
アナリティクス | サチコ | |
---|---|---|
見れる
データ |
アクセスした後のデータ ・サイト全体で何アクセスなのか? ・ページごとに何アクセスなのか? ・滞在時間、ユーザ属性は? |
アクセスする前のデータ ・特定キーワードの検索に対して、 検索順位が何位なのか? 表示回数中何回クリックされたのか? |
Googleへの
アクション |
なし | あり index、noindex要求 サイトマップ送信 被リンクの除外 |
両方とも非常に大切なデータを持っているので、ある程度の期間運営したらデータをチェックして改善できる箇所がないか確認するようにしましょう!
狙ったとおりにアクセスが集まっているか、とか、想定外の場合にユーザがどういった行動をとっているかをデータで見るのって結構楽しいです♪
WordPressへの連携方法は?
アクセス解析ツールについて話すあまり、ブログを構築している最中だってことを忘れてました。。
今はCocoonにアナリティクスやサーチコンソールを連携する方法について紹介してたんですよね。
Googleアナリティクスの登録が終わると、「トラッキングID」というUAから始まるIDが払い出されます。
Cocoonへの連携は、このトラッキングIDをCocoonの設定画面で登録するだけ。超かんたんです。
(左メニューから)「Cocoonの設定」
> (上のタブから)「アクセス解析・認証」
>「Googleアナリティクス設定」の「Google AnalyticsトラッキングID」にUAで始まるトラッキングIDを設定。
Googleアナリティクスとの連携確認は、登録したサイトの任意のページにアクセスして、リアルタイムでアクセスが検知できればOKです。
一方、サーチコンソールとの連携ですが、アナリティクスの登録が先に済んでいると、サーチコンソールのプロパティ追加時にアナリティクスを通じて勝手にサイトの本人認証を行ってくれるため、こちら側では特に何もしなくてもWordpressと連携が取れるようになります。
まとめ
今回はWordpressでGoogleアナリティクスとサーチコンソールを導入してみました。
最初はあまり気にしなくても良いアクセス解析ですが、ある程度PV数が伸びてきて1日500を超えるようになってきたら、しっかりと設定を行うのがいいと思います。
この2つのツールは数字をみる力や、アクセスを解析して改善していく力がつくため、ブログ初期構築時は必ず導入するようにしましょう。
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