今年も1年早かったなー、って感じることないですか?
子供の頃の1年はあんなに長かったのに・・・。
子供のときと大人になってからの「時間の感覚」に違いを感じている人は多いと思います。
実はこれ「ジャネーの法則」といって、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが提唱している法則なんです。
【ポール・ジャネ】
引用:https://ja.wikipedia.org/
いろんなこと調べる人いるなぁって関心しますよね(^^)
僕も少し前に知った話なんですけど、法則の中身を理解した時、なるほど~!と納得してしまいました。
そして、自分の生き方を見つめ直すきっかけになったので、皆さんにもシェアしておこうと思います♪
若干ショッキングな内容でもあるので、読む方は心してどうぞ・・・。
【ジャネーの法則 解説動画】
ジャネーの法則って何?
ではまず、ジャネーの法則をどストレートに紹介しますね。
・・・は!?
・・・逆数!?( ´・д・)ン?
って感じですよね?
では少しずつ噛み砕いて説明していきましょう。
まず、
1歳の赤ちゃんにとって1年は、人生すべての長さに感じているよ。
一方で、
60歳の老人にとって1年は、人生の60分の1の長さに感じているよ。
ということ。
人生全体の時間に対して、その1年はどのくらいのウェイトを占めているのか、みたいな話です。
ここまではなんとなくいいでしょうか?
そしてこれを逆説的に数値化したものがジャネーの法則です。
先程の例で考えてみます。
1歳の赤ちゃんは60歳の老人の60分の1しか生きていません。
1年は365日なので、60分の1だと約6日。
よって、
赤ちゃんが感じる6日間と60歳の老人が感じる1年は同じ感覚だ!
ということを言ってるんです。
∑q|゚Д゚|pワオォ
赤ちゃんにとっては、そのくらい時がゆっくり流れていて、
60歳にとってはそのくらいあっという間の時間というわけ。
マジか・・・。
若干ショッキングな法則ですよね・・・!?
でもなんとなくどこか納得な感じもする。。
赤ちゃんと比較すると、凹みすぎるのでもう少し子供を大きくしましょう^^;
僕らがわんぱくざかりだった10歳の頃と比較した各年齢の時間感覚は以下のとおりです。
【ジャネーの法則 10歳児基準】
年齢 | 10歳児と 比較した日数 |
10歳児が 感じている時間 |
---|---|---|
10歳 | 365日 | 1年 |
20歳 | 183日 | 半年 |
30歳 | 122日 | 4ヶ月 |
40歳 | 91日 | 3ヶ月 |
50歳 | 73日 | 2.5ヶ月 |
60歳 | 61日 | 2ヶ月 |
70歳 | 52日 | 1.6ヶ月 |
80歳 | 46日 | 1.5ヶ月 |
僕はアラフォーなので、10歳児の3ヶ月と同じ時間感覚ってことになります。
凹むけど言われてみればなんとなく妥当な気がしなくもない^^;
ジャネーの法則をぶち破れ!
では僕らはジャネーの法則に抗うことはできないのか・・・?
あっと言う間に年をとって天に召されるしかないんでしょうか?
僕はそんなことはないと思っています。
あくまで個人的にですが。
なぜ子供は時間を長く感じるのか。
それは、未体験なことがめちゃくちゃ多いからだと思うんです。
毎日が冒険。毎日知らないことを体験する日々。
例えて言うなら、未開拓の森を突き進む時に似ているのかも。
めちゃくちゃ苦労する分、頭の中が新鮮でクリアな時間を生きているんです。
一方大人はどうか。
すでに開拓・舗装された道路をなんの心配のなく歩いている。
非常~にスムーズです(笑)
だからすぐに目的地(1年の終わり)を迎えてしまうのではないでしょうか?
じゃあ、僕らが1年という時間を充実したものにするにはどうすればいいのか。
かんたんですよね。
子供と同じように未開拓の地を頑張って歩けばいいんです。
世の中ではこれを「チャレンジ(挑戦)」といいます。
やったことがないことにチャレンジするので、当然道は険しいですよ。
いい年して怪我するかもしれないし、迷子になっちゃうかもしれません。
子供のときみたいに、半べそかきながら悔し涙を流すこともあるでしょう。
でも、それと引き換えに「ワクワク」「ドキドキ」や「ゴールした喜び」というご褒美もあります。
舗装された道を歩いていたら見つからなかったものです。
去年を振り返って皆さんの時間は長かったですか?それとも短かかったでしょうか?
ちなみに僕は幸いにも、遠い昔に感じることができました。
少しはチャレンジできたのかなーと思っています。
1日1日を冒険のように過ごすこと。
僕らはジャネーの法則には従いません。
みなさんもぜひ、1年長かったなーと感じるように、チャレンジの日々を過ごしてみてください(^^)
それでは最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m